縁結びの神様として全国の「縁を結んで欲しい」と願う人から崇拝されている出雲大社。一度は訪れたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は出雲大社の基本情報はもちろん、出雲大社に行くなら知っておきたい「レア情報」について紹介します。
◆出雲大社の行き方にもポイントがある!?
出雲縁結び空港から車で約25分の場所に鎮座する出雲大社。皆さんが出雲大社に行くなら車ですか? 電車ですか? バスですか?
●電車で行くなら
一畑電車 出雲大社駅から徒歩5分で出雲大社に到着します。
●車で行くなら
出雲大社のすぐ近くに無料で利用できる大きな駐車場がありますので、こちらを利用してみてはいかがでしょうか。朝6時から利用できるので、出雲大社に早朝参拝したい場合にも便利です。
●バスで行くなら
ちょっと注意したいアクセス方法がバスです。
JR出雲駅からバスで出雲大社に行く場合、出雲大社方面のバスに乗ったら下車するバス停は「正門前」です。次のバス停である「出雲大社」で下車すると出雲大社の1つめの大鳥居や神門通り(表参道)を通り過ぎてしまうのです。せっかくの出雲大社参拝ですから余すところなく楽しめますように!
◆出雲大社は他とは参拝方法が違う!?
参拝をする時には「二礼二拍手一礼」をすると覚えている人、多いのではないでしょうか。しかし、出雲大社では参拝の方法が少し違います。
なんと! 「二礼四拍手一礼」なのです。
お賽銭を奉納して軽く鈴を鳴らします。90度の礼を2回、そのあとに4回手をたたき、手を合わせお願いごとをします。最後に90度の礼を5秒ほどしたら参拝終了です。
なぜ4回も拍手をするのかと言うと、「人と神の魂である“一霊四魂”を表現している」という説もあるようです。
縁結び・結婚など、出雲大社に良縁をお願いしたいのであれば正確に参拝したいところですね。
◆一度は体験したい! 神在月(神在祭)とは?
旧暦の10月に全国八百万の神が集まって縁結びの会議を開催している場所だと言われている出雲大社。出雲大社に神さまが集まる「神在月(神在祭)」の時に参拝することができれば縁結びのパワーを最大限GETすることができるかもしれません!
●神在月(神在祭)って何をするの?
全部で5つの神事が行われます。
(1)神迎神事(かみむかえしんじ)
神様を出迎える神事。稲佐の浜が会場です。
(2)神迎祭(かみむかえさい)
遠くから集まった神様を歓迎する神事。出雲大社の神楽殿が会場です。
(3)縁結大祭(えんむすびたいさい)
人々の幸縁を祈願する神事。出雲大社の御本殿が会場です。
(4)神等去出祭(からかでさい)
神様を送別する神事。出雲大社の仮拝殿が会場です。
(5)龍蛇神講大祭(りゅうじゃしんこうたいさい)
火災や水害から家を守り、豊作・豊漁をもたらす神様にあてた神事。龍蛇神講という団体に参加している人のみの神事です。
●2017年の神在月(神在祭)っていつ?
出雲大社の神在月(神在祭)は旧暦の10月に行われるため、その年ごとに日程が変わります。ちなみに、2017年の神在月(神在祭)は、2017年11月28日(火)の夜から2017年12月4日(月)の期間に行われます。
神事によっては事前申し込みが必要な神事や、龍蛇神講大祭(りゅうじゃしんこうたいさい)のように一般の人が参加できない神事がありますので、注意が必要です。
◆憧れ! 出雲大社で結婚式ってリーズナブルらしい
出雲大社で縁結びをお願いした結果、良縁に恵まれた! そんな人はお礼を兼ねて出雲大社で結婚式をあげたいという人もいるかもしれません。実は一般の人でも結婚式を挙げることは可能です。
挙式自体の費用は、なんと2~3万円ほど! リーズナブル! ただし、貸衣装・着付け・写真撮影といった費用が別途必要になっていきます。ただし、インターネットで色々と調べてみると出雲大社での結婚式プランを扱っている会社を複数見つけることができ、その中には良心的な結婚式プランを提供している会社も少なくありません。
ちなみに、出雲大社で結婚式を挙げると、縁結びの神「大国主大神」の大いなる御神徳により、子宝という縁を授かることができると言われています
◆そんな出雲にいる「出雲の母」とは?
片想い・両想い・新しい出会いといった恋愛関係の縁だけでなく様々な良縁をもたらしてくれる出雲大社。そんな出雲大社のある出雲地域に「出雲の母」と呼ばれる人がいることをご存知ですか? 「出雲の母」好晏先生は恋愛をはじめ仕事やお金といった全ての縁について占い、私達を良い方向に導くアドバイスをして下さいます。
「出雲の母」好晏先生は普段、出雲大社正門前にある「ご縁横丁」にいらっしゃいますが、その高い的中率がゆえに行列ができるほどの人気です。
2017年、私達にはどんな縁がもたらされるか、「出雲の母」好晏先生に聞いてみてはいかがでしょうか!