年齢に関わらず、老後をどうやって過ごすかは、どんな人にとっても重要な課題です。
今この記事を書いている筆者自身もシングルのため、もし生涯独身となったとき、どのように人間関係を築けばいいのか、毎日考えています。
老後孤独になる人の特徴
老後になってから孤独になるなんて、それはやっぱり悲しい?今回は、老後に孤独になる人の特徴と対処法をご紹介します。
老後に孤独になる人の特徴は、やはり一番なりやすいのは35歳以上のシングルの方でしょう。しかし、独身だからとはいえ、必ず孤独になるわけではありません。
結婚をして家庭をもたれていても、旦那さんを頼りにして、自分で稼いでいない、あるいはコミュニティを築いていなければ、やや危険な状態です。
結婚はゴールではなく、通過地点。今は旦那さんから守られているかもしれませんが、いつどんなタイミングで「安定」が崩れるか分かりません。
また年齢を重ねるほど友達が減少していくのは仕方がないことではありますが、そのままの流れをただ受けているだけでは、やがて孤独な人へと至ってしまう可能性が高いです。
若いうちから、他人をフィルターにかけて良し悪しを判断するのではなく、少しでもプラスになるなら、ほどよい距離感で関係を維持する工夫が必要なのです。
老後に孤独にならない対処法
老後に孤独にならない、というよりも、大前提をまずは理解しておきましょう。
孤独、孤独と言いますが、それは一体どんな状態ですか?
最後はどんな人も一人
そもそも、人間が寿命を全うする瞬間は、最後は一人なのです。誰かを道連れにできるわけでもありません。本当に一人なのです。
つまり、孤独と感じやすい状態は、決して一人でいるから発生するとも限りません。群れていても、自分が納得しなければ、心の中にマイナスなエネルギーが発生します。
孤独を回避するのではなく、もっと一人の状態を楽しめるように考えをシフトしてみてはいかがでしょう?
「最後は一人である」ということを常に頭の中に入れておくことも大切です。
若いうちから多趣味になっておく
若いうちから趣味をもっておくことは必要です。
趣味というのは、ただスキルが身につくだけではなく、趣味を通して、モチベーションの高い人たちと知り合えるため、老後になっても心の張り合いに繋がるのです。
一時期は子育てで離れてしまっても、落ち着いた段階でスタートさせれば、仲間も増え、レッスンが終わればお茶できたり、休日に会ったり、と大人の友達をつくりやすくなります。
趣味を深めることは、コミュニティづくりにもなります。ぜひ若いうちから、多趣味になって、学び・遊びの時間を増やしてみましょう。
親友を増やそうとしない
孤独を紛らわそうと、大人になっても無理やり「友達だよね」と友人たちを囲ったり、親友を増やそうとしたりする人がいますが、これは、おそらくほとんど意味がありません。
趣味を通して知り合いが増えても、その中から親友と出会える可能性はごくわずか。
やはり青春時代をともにした昔ながらの友人に比べれば、はるかに浅く、波長もそこまで一致しないでしょう。
孤独だからといって、親友を増やす必要はありません。年齢を重ねるにつれて、様々な事情で友人が減るのは、一種の法則です。無理やり変えようとすればするほど、かえって孤独を感じやすくなるでしょう。
親友を増やすというよりも、コミュニティを広げる、あるいは、老後になっても社会との接点をつくっておくことが何よりも重要なのです。
老後に孤独になったら、どうしよう。
それは誰もが抱える悩みです。結婚をしていようと、していまいと共通の悩み。
孤独になったらどうしよう、ではなく、孤独とどうやって仲良くなれるか、前向きに考えてみては?
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