皆さんは「レイライン」という言葉を聞いたことがありますか? レイラインとは「御来光の道」とも呼ばれています。このレイラインは何本か確認されていますが、不思議なことにどのレイライン上にも神聖なスポットやパワースポットがあります。
今回はそんなレイラインのうち、1本の出発地点となっているパワースポット、千葉県の玉前(たまさき)神社を紹介します。
◆玉前神社とは?
玉前神社はJR上総一ノ宮駅から徒歩10分ほどの場所にあります。
千葉県長生郡一宮町一宮3048
●参拝時間
自由
(授与所は9:00~17:00)
●アクセス
【車】九十九里波乗り道路一宮インターすぐ
【電車】JR外房線 上総一ノ宮駅から徒歩8分
ご祭神として神武天皇の母である玉依姫命(たまよりひめのみこと)が祀られていることもあり、縁結び・子宝・安産・子育てといったご利益が期待できます。また、風水の考えから玉前神社を見てみると、玉前神社は東京から見て最大の吉方位の位置にあるため、開運・商売繁盛の祈願に訪れる人も多い神社です。
この一の鳥居は、真東を向いています。春分・秋分の時には九十九里の海から上ってくる太陽がこの鳥居を照らすこともあるそうです。そして、春分・秋分の日の出の位置と玉前神社を結んだ先には、なんと島根県にある「恋愛最強パワースポット」出雲大社が! 玉前神社が恋愛運をアップさせたい人たちに人気な理由は、このあたりにもありそうです。
こちらが2つ目の鳥居。右に「御神水」があります。有料ではありますが授与所で御水取り用の空ペットボトルが頂けけるので、地元の人でなくても容易にパワーが御神水を持ち帰ることができます。
階段を登って右へ行くと手水舎があります。手水舎での作法は迷わないように「カンペ」があるので、安心して下さい。
そんな手水舎の右側には、国歌「君が代」に歌われている「さざれ石」があります。
ちなみに、この石碑に刻まれた“さざれ石”という文字は橋本龍太郎元首相の筆によるものだそうです。
また、「さざれ石」の正面には「子宝・子授けいちょう」があります。向かって右が「お父さん銀杏」、真ん中が「子ども銀杏」、向かって左が「お母さん銀杏」です。
これらの銀杏の木を「お父さん(右)」→「お母さん(左)」→「子ども(真ん中)」の順に両手でふれて子宝祈願をするとご利益を得られると言われています。
◆いよいよ玉前神社の本殿に参拝!
参拝の方法は「二拝二拍手一拝」です。
ちなみに、玉前神社は源頼朝が妻である北条政子の安産祈願をした神社としても知られています。その後、北条政子は身ごもって元気な子供を産んでいます。恋愛だけではなく子宝祈願の神社として有名な理由は、歴史的な背景もありそうです。
◆玉前神社のお守り・おみくじ・絵馬にも注目!
玉前神社を代表する有名なお守り「月日守(つきひまもり)」は、毎日の生活リズムを正すことで縁結び・子授け・安産・子育てを一生見守ってくれるというものです。
紫色の袋に月の満ち欠けを模した絵が印象的なお守りです。
また、恋愛・結婚の願掛けをしたくて玉前神社へ参拝するなら、「恋みくじ」は引いておきましょう。
これから先の進むべき道を教えてくれるはずです。
さらに、他の神社では見ないようなカワイイ絵馬も玉前神社ならではのデザイン!
ハート形の絵馬に願いを書きいれたら、成就率もさらにアップするかもしれません。
玉前神社にはここまで紹介してきたスポットのほかにも、「なんじゃもんじゃ」とも呼ばれているまんさく科いすの樹(御神木)や、入口から時計回りに3周まわると願い事が叶うと言われている「はだしの道」などもあります。
春分・秋分のレイラインの最東端にある玉前神社。恋愛・結婚・子宝・子育てといった願いを叶えたいなら、他のパワースポットとはケタ違いの威力がある玉前神社に参拝してみてはいかがでしょうか。