2020年以降、私たちの暮らしは激変しました。そして、この記事が配信される今も変化し続けています。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されたのも、地域によっては一度ではすみませんでした。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、仕事がテレワークになったり、日々の生活でも新たなルールが設けられたり……。
周りを取り巻く環境が大きく変わったという人も多いでしょう。
中には、感染を防ぐための「新しい生活様式」により、交際や婚活にも影響が出た人もいるのではないでしょうか。
withコロナの時代、恋愛市場はどう変わっていくのでしょう?
知り合いの伝手が新しい出会いの王道ルートになりそう
新しい生活様式によると、多人数での会食は避けたり、そもそも食事中は会話を控えめにしたりと、「三密」を回避する過ごし方が推奨されています。
この三密を避けるとなると、いわゆる「飲み」によるコミュニケーションが難しくなるでしょう。
不特定多数が集って盛り上がる、合コンやパーティーといった出会いのルートは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が沈静化するまでは、今までと同じ……というわけにはいかなそうです。
だからこそ、以前からの友だちや職場の同僚など、知り合いの紹介から恋が生まれていくパターンが多くなります。
共通の人物を通して、ある程度相手の人柄を知ったうえで出会うことになるため、以前より恋の進展も早いかもしれませんね。
「友だちの紹介はうまくいかなかったときに気まずい」
「仕事とプライベートは分けているから」
そんな抵抗を感じても、現在はこの状況です。
この機会に人付き合いの方法を考えてみるのも、よいかもしれません。
婚活はネットでのコミュニケーションが多くなる
新しい生活様式の中でも、特に耳にするのが「ソーシャルディスタンス」ではないでしょうか。
人との間隔は最低1メートル空け、さらに人と会話をするときにはマスクをする。
そうなると婚活で出会った人とお茶や食事をしたり、屋内のデートスポットを気軽に楽しんだりすることは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が沈静化するまでは、今までと同じ……というわけにはいかなそうです。
とくに婚活では相手の顔も重要なポイントになるので、マスクをしたままでは相手が自分に合うのかどうか、非常に判断しにくくなります。
そのため、マスクをする必要のないオンラインでの交流が増えていくでしょう。
これまでの婚活では、「好感を得やすいプロフィール」や「写真の撮り方のテクニック」が必要だと言われてきました。
今後はそれに加えてオンライン上で美しく見せる方法や振る舞い方といった「オンライン映え」の技術も重要になるかもしれません。
アウトドアデートがもっと身近になる
新しい生活様式では、三密になりにくい屋外での食事やテイクアウトを推奨しています。
そのため、お弁当を作ってどこかに出かけたり、そもそも外で調理をするバーベキューやキャンプといったアウトドアデートをしたりすることが身近になるでしょう。
料理は苦手だと感じている人も、この機会にチャレンジしてみると新しい趣味が増えるかもしれません。
また、アウトドアデートは人の本性を見極めるために非常に有効です。
他人任せで何もしない人や、不慣れな人に厳しく当たる人と、共同生活をするのは難しいかもしれません。
逆に積極的に大変そうな人を手伝ったり、不慣れだから分からないと素直に教えてもらったりする人ならば、結婚後も良い家庭が築けそうですね。
不安な日々がずっと続くわけではない。正しく対策しながらしなやかに生きよう
ワクチンの開発や新たな治療法など、新型コロナウイルス感染症に関する情報は日々アップデートされています。
とはいえ、ある日突然ウイルスが消滅して以前のような生活に戻る――ことはないでしょう。
だからといって、何も行動を起こしてはいけない……というわけではありません。
新しい生活様式を実践しつつ正しい情報を得て、心も身体も健やかに、恋愛を楽しんでいきたいものですね。