あなたは、出逢い、恋愛、結婚を願うとき、パワースポットを訪れたことはありますか?
日本にも多く存在する恋のパワースポット。
しかし、「効き目がなかった」なんて声もちらほら聞こえてきますよね。
もう日本のパワースポットでは物足りないと感じている方必見!
台湾の元祖縁結びの神様「月下老人」をご紹介します。
“月下老人”と“運命の赤い糸”の伝説
『太平広記』の中の『定婚店』に記された月下老人にまつわる話しがあります。
必ず結ばれる男女は、足首を赤い糸で結ばれているとされ、その赤い糸をつかさどるのが「月下老人」という縁結びの神だという伝説が残されています。
月下老人は白髪で、多くの髭を蓄えた老人。赤い糸が入った大きな袋を担ぎ、将来結ばれる男女の「婚姻簿」をもっているそうです。
台湾の女性だけではなく、日本の女性もご利益を求め、出逢いや結婚を祈願に参拝に訪れる神がいることをご存知でしょうか。
台湾には月下老人を祀る廟がいくつもあり、ここだ!と決めた月下老人を一つ決め参拝するのです。
台湾では新たな出逢いを求めるとき、「月下老人」へ参拝に訪れるのです。
月下老人は台湾に何か所かありますが、複数の月下老人に参拝してはいけません。
参拝したい月下老人を一つ決め、祈願することが良いようです。
“運命の赤い糸”の由来
唐の時代の韋固(いこ)という若い男性がいました。
彼が幼いころ、両親を亡くしてしまったため、早く結婚をして、子どもを多くもうけ、家を代々継承していきたいと思っておりましたが、なかなか良い縁談に恵まれず、失敗続きでありました。
あるとき、韋固が旅の途中に立ち寄った宋城の南の宿場町で不思議な老人と出会いました。
この老人は寺の門の前で大きな袋を置いて、月光の下で不思議な書物を読んでいました。
聞くと老人は冥界の人で、現世の人々の婚姻を司っているという。
冥界で男女の婚姻が決まると、老人がその男女の足首に赤いひもを結びつけるのだという。
赤いひもを結びつけられた男女は、たとえ互いの家が敵同士だろうと、貧富の差が大きかろうと、遠く離れていようと、必ず二人は結ばれる運命にあるのだというのです。
それを聞いた韋固は、目下の縁談がうまくゆくかどうかたずねまました。
すると老人は「おまえにはすでに決められた相手がいるから、今回の縁談は破談する」と言うので韋固は、「では赤いひもで結ばれた相手は誰なのか」と尋ねると。
「お前の結婚相手はまだ3歳じゃ。宿場の北側で野菜を売っているばあさんに育てられている娘だ」というので、韋固はその娘を見るため、老人とともに市場へ行くと、一人の片目が不自由な老婆が3歳ほどの女の子を抱いているのが目に入った。
見るからに汚く、醜い子であるその女の子を指して、老人は言った。
「あれがおまえの運命の相手だ」と。
韋固は怒り、家に帰ると召使にその女の子を殺すよう命令した。召使は刀をもって市場へ行き、女の子の額を刀で一刺しして逃げた。
韋固はその後も何度か縁談を申し込んだが、まとまらないまま14年が過ぎました。
出世し役人となった韋固に王泰(州の長官)の娘との縁談が舞い込みました。
その娘はとても綺麗ですが、眉間に傷痕があり、そのことを王泰にたずねました。
すると「14年前、乳母に抱かれて市場にいくと、いきなり襲われ眉間に傷を負わされたものの、なんとか一命をとりとめた」と言うのです。
韋固は14年前のことを思い出し、あの老人が言ったことは嘘ではなかったと悟りました。
娘にすべてのことを打ち明け謝り、二人はめでたく結婚しました。
その後も、二人は相思相愛で末永く暮らしたそうです。
やがて、この話が広まり縁を結んだ老人を「月下老人」とよび、「赤い糸」は婚姻のことをあらわすようになったのです。
「月下老人」参拝者の声
参拝後は半信半疑でしたが、すぐに今の彼と出逢うことができました!今は幸せです。
◆「悪縁」と言われた彼と破局…でも今は
相性があまりよくないと感じていた彼。でも好きだったからあきらめられなかったけど、月下老人に参拝のあと、すっきり別れを選べました。今、新しい恋が始まり、とても幸せです。
◆離婚後すぐに「再婚」できました。
離婚調停中に「月下老人」に参拝に行きました。自分を見直す良いキッカケになり、離婚を決断。その後すぐに今の妻と出逢い再婚できました!
縁結びは月下老人だけではない!台湾の縁結び鑑定士「紫鶴(ゆかりかく)」
当たりすぎて逆に引く……。
鑑定した客の9割が「なんでそんなことまで……」と号泣する紫鶴の鑑定。
どんなご縁も見極める。縁結び鑑定士「紫鶴」の鑑定を体験してみてください。