「一番ドキドキするのは恋人とのデートの時!」
こう言えるのは、とても無難で当たり前のように見えて、実はとても難しくて重要なこと。
時間が経過したカップルほど、デートの時相手のことを、おざなりにしてしまうところがあるような気がします。
デートも回数を重ねるとドキドキは減っていくもの。けれど、ドキドキって大切なもの。
この機会にドキドキの大切さをについて考えてみませんか?
いつでもスマホ……そんなに大事?
筆者がとあるファストフードに行ったときのことです。近くのテーブルに仲のよさそうなカップルが座っていました。
楽しそうに談笑しているのはいいのですが、よくよく見ると手元には二人ともスマホ。スマホを目の前にかざしている状態になっていたのです。
お互い、スマホを見ながら何かを談笑している……これ、昨今よくみられるような風景になりましたね。
けれど、何か違う。
スマホを見ながらお喋りするなんて、今では当たり前。それについて何かとやかく言うつもりはありません。
けれど、意識は半分以上スマホに持っていかれますよね。それって、相手に対して失礼とか、そういう意識は働かないのでしょうか?
まぁ、それは誰しも思うこと。
今回のテーマにそって考えるならば、デートの時に相手を見ないでするデートって本当にデート?
そこまで相手を知り尽くしていない相手といるときは、スマホ片手に会話するなんて、しないですよね。スマホを見ないで相手を見ていれば、どうしても異性ということを意識してドキドキすることもあるでしょう。
実際、スマホを見ない分だけ、相手のことを見つめる、見つめられるわけですから、ドキドキする可能性は高くなります。
そうすると、「パートナーとはドキドキしないけど、○○さんとならドキドキする……これって好きってこと?」って勘違いを起こす可能性もあるわけです。
これ、怖くないですか?
ラブラブとグダグダは違う
こういう恐ろしいスレ違いを起こさないためにも、「ラブラブとグダグダは違う」と知っておくことは重要です。
一緒にいる時間が長くなれば、互いのことを良く知ることができるようになります。その上で、さらに仲良く相手のことを思いやる行動ができるのがラブラブ。
では、グダグダはどう違うか、というと、相手を良く知るまでは一緒ですが、その後の行動が違うのです。相手に対してなんでも「当たり前」になってしまうことがグダグダになる原因ではないでしょうか。
「そこにいるのが当たり前」
「スマホ片手でも喧嘩にならないのが当たり前」
「ドキドキしなくても当たり前」
「ラブラブ」ならば、パートナーの存在は他の異性よりもより特別になって、場合いよってはドキドキもするでしょう。絆が深まっているからです。
「グダグダ」の場合は、特別だけど、何でも慣れ合いの関係になってしまって、ドキドキすることも減ってしまいます。
ラブラブではなくグダグダになってしまうから、他の異性にドキドキするような錯覚を起こし、そのまま破局へと流れていってしまうのではないでしょうか。
よく知る相手だからこそ
今回のテーマにドキッとしたのなら、この機会にパートナーとの関係を振り返ってみてはいかがでしょうか。
例えば、お付き合いする前に相手に憧れた、なんてことはなかったですか?
二人がお付き合いするなら、こんな風になりたいと憧れたシーンがあるはずです。それを思い出してみるのです。
今の状態が本当にその憧れた状態なのか?
ただの馴れ合いになっていないか?
ここをしっかりと見つめることが、長く付き合っていく上で大切なことです。