婚活に疲れて、結婚願望が冷めてきた……。
そう感じているなら、もしかしたら独身のほうが幸せなのかもしれません。
「結婚=良い」「独身=悪い」といわれることも随分少なくなっているものの、まだまだそういう目があるのは事実です。
けれど、独身でいることにもたくさんメリットはあります。
婚活に疲れたときや、結婚への熱が冷めてきたときこそ、独身ライフを楽しむということについて、考えてみるといいかもしれません。
自由こそ独身ライフの醍醐味!
独身でいることの大きなメリットのひとつに、自由であることが挙げられます。
とくに、自由さを感じることができるのは、時間とお金でしょう。
●時間の自由
結婚をしていれば、配偶者と一緒に過ごす時間だけでなく、配偶者の親族との時間を持たなければならないこともあります。
自分一人で過ごしたいときも、それができないこともたくさんあるでしょう。
家族のために動かなければならないことも出てきて、純粋に一人で過ごす時間が無くなった……という既婚者もいます。
しかし、独身であれば、そういった制限はありません。
一人で趣味に没頭する時間も、好きなだけ眠る時間も、友人と遊ぶ時間だって、誰にも気兼ねなく、自由に作り出すことができるのです。
●お金の自由
結婚していれば、夫婦でお金のやりくりをしていくことになります。
稼いだお金がすべて自分のものになるわけではなく、夫婦・家族みんなのものになっていくでしょう。
すると、好きなようにお金を使うこともできなくなりますよね。
ランチに出かけること、何かを買うことにも、家族の了承を得るなどのワンクッションが求められるようになるかもしれません。
しかし、独身の場合は、自分ですべてやりくりができます。
好きなものを好きなときに買うことができるのは、独身だからこそ味わえるの自由と言ってもでしょう。
独身だと仕事に集中できる
結婚した人が、家庭と仕事の両立に悩んでいるのを見たり聞いたりしたことがありませんか?
「夫や子どものためにも、早く帰りたいから時短で働く」とか、「妻に早く帰って来いといわれていて……」とか。
ノロケにも聞こえる言葉ですが、実際に本気で悩んでいる既婚者も多くいます。
そのせいで出世ができないという場合もあるでしょう。
しかし、独身の場合、そういった気兼ねがありません。
仕事に集中したいと思えば、できる環境です。
ですから、スキルアップも早くできるでしょうし、頼りにされ昇進するということもあるでしょう。
仕事で成功しやすいというのも、独身ライフのメリットといえるでしょう。
配偶者の親族との関係に悩まなくていい
結婚をすることで大きな悩みを抱えることになる人も少なくありません。
その悩みの代表例と言えば、嫁姑問題をはじめとした、配偶者の親族との関係におけるものです。
良い関係を築いている人にとっても、配偶者の親族を前にすれば少しは気をつかい、疲れてしまいます。
独身であれば、そういった苦労はありません。
独身だとリスキーな挑戦がしやすい
結婚をすると、やはり家族への責任を感じるもの。
仕事でもなんでも、リスクのある挑戦に対して、しり込みしやすくなるでしょう。
やってみたい気持ちはあっても、家族のことを考えるとあきらめざるを得ない、ということもあるかもしれません。
たとえば、チャンスとなる長期出張の話が出たけれど、配偶者の仕事の都合や子どものことなどを考えると断念しなければいけない……といったことです。
しかし、独身であれば、自分の覚悟次第で挑戦することができます。
自分の意思を、誰かの存在によって抑える必要がないので、多少リスクがあろうが挑戦することができるのです。
そのおかげで大きな成功を掴む可能性もあります。
結婚する人生も、独身でいる人生も、それぞれにメリットとデメリットはつきものです。
単純に、「結婚しなくちゃ」と考えるのではなく、「自分にとっての幸せとは何か?」と考えてみると、あなたが選ぶべき人生が見えてくるかもしれません。