2020年(令和2年)、私たちの人生・仕事・恋愛は、新型コロナウイルス感染症という予想もしていなかったものに翻弄されました。
そんな、コロナ禍が収まる気配の見えない中で迎える2021年(令和3年)。
毎日過ごす中で不運なことがあると「これって厄年のせい!?」と思う人も多いことでしょう。
2021年(令和3年)に厄年を迎える人は、何歳の人? 厄年だとすれば何をすればいい?
より良い一年を過ごすためにも、この機会に2021年(令和3年)の厄年についてチェックしてみてください。
【この記事で分かること】
- 2021年(令和3年)に厄年を迎える男性の年齢・女性の年齢
- 2021年(令和3年)が厄年の場合の過ごし方
- コロナ禍における2021年(令和3年)厄払いの方法
- 2021年(令和3年)が厄年の人の運勢
厄年の意味
そもそも、厄年とは厄災(やくさい)が多く降りかかりやすいとされる年齢のことを指します。
厄年の年齢が何歳なのかという点については、男性・女性といった性別によって変わります。
厄年は何歳?
厄年を迎える年齢は次の通りです。
【男性の厄年】
25歳・42歳・61歳(すべて数え年)
【女性の厄年】
19歳・33歳・37歳(すべて数え年)
ここで注意したいのは、2点。
1点目は、厄年の年齢が数え年であるということ。
2点目は、上に示した以外の年齢も気にする必要があるということです。
厄年の年齢は数え年であることに注意
厄年の年齢を知る際に出てくる年齢は、基本的に数え年です。
数え年の考え方とは、私たちが普段使っている年齢とは異なります。数え年の場合、正月を迎える時に歳をとるのです。
基本的には、普段使っている年齢にプラス1歳数え年の年齢になると考えて大丈夫。
ただし、下記のような例もあるので、誕生日が12月30日だという人は注意が必要です。
誕生日が12月30日の場合
生まれたその瞬間は1歳
↓
翌々日の1月1日になると2歳
厄年で気にしたいのは合計3年
厄年は
【男性の厄年】
25歳・42歳・61歳(すべて数え年)
【女性の厄年】
19歳・33歳・37歳(すべて数え年)
だと紹介しましたが、これは本厄と言われる年齢です。
実際は、厄年の前後の年齢、いわゆる前厄と後厄も気にする必要があります。
2021年(令和3年)厄年の男性・女性:年齢&干支一覧
ここからは2021年(令和3年)に厄年となる男性・女性の年齢と干支について、一覧表で分かりやすく紹介します。
※次の表に記載されている年齢のみ数え年です。
※誕生年(和暦・西暦ともに)および干支については普段使っているものと同じにしてあります。分かりにくい人はこの誕生年と干支を参考にしてください。
2021年(令和3年)厄年の男性の年齢と干支一覧
前厄 | 本厄 | 後厄 |
24歳 1998年(平成10年)生まれ 寅年(とらどし) |
25歳 1997年(平成9年)生まれ 丑年(うしどし)) |
26歳 1996年(平成8年)生まれ 子年(ねずみどし) |
41歳 1981年(昭和56年)生まれ 酉年(とりどし) |
42歳 1980年(昭和55年)生まれ 申年(さるどし) |
43歳 1979年(昭和54年)生まれ 未年(ひつじどし) |
60歳 1962年(昭和37年)生まれ 寅年(とらどし) |
61歳 1961年(昭和36年)生まれ 丑年(うしどし) |
62歳 1960年(昭和35年)生まれ 子年(ねずみどし) |
男性における本厄(25歳、42歳、61歳)のうち、1980年(昭和55年)生まれの42歳は大厄です。
2021年(令和3年)厄年の女性の年齢と干支一覧
前厄 | 本厄 | 後厄 |
18歳 2004年(平成16年)生まれ 申年(さるどし) |
19歳 2003年(平成15年)生まれ 未年(ひつじどし) |
20歳 2002年(平成14年)生まれ 午年(うまどし) |
32歳 1990年(平成2年)生まれ 午年(うまどし) |
33歳 1989年(平成元年・昭和64年)生まれ 巳年(へびどし) |
34歳 1988年(昭和63年)生まれ 辰年(たつどし) |
36歳 1986年(昭和61年)生まれ 寅年(とらどし) |
37歳 1985年(昭和60年)生まれ 丑年(うしどし) |
38歳 1984年(昭和59年)生まれ 子年(ねずみどし) |
60歳 1962年(昭和37年)生まれ 寅年(とらどし) |
61歳 1961年(昭和36年)生まれ 丑年(うしどし) |
62歳 1960年(昭和35年)生まれ 子年(ねずみどし) |
女性における本厄(19歳、33歳、37歳、61歳)のうち、1989年(平成元年・昭和64年)生まれの33歳は大厄です。
大厄の年齢には何が起きる?
厄年にあたる年齢はもともと、今の時代における人生の転換点を迎えやすい年齢。肉体的なことはもちろん、精神的なところでも調子を崩しやすいものです。
大厄の年齢は、男性の数え年42歳と、女性の数え年33歳。
大厄の年齢に何が起きるのかについては諸説ありますが、散々(33歳)、死に(42歳)との関係性を指摘する説があります。
大厄の年齢であるならば、迷信などと考えず、他の厄年の年齢以上に体調の変化や心の変化に気をつけましょう。
2021年(令和3年)厄年の始まりと終わりはいつ?
一年の中で厄年がいつ始まるかについては諸説ありますが、厄年は立春から始まって節分に終わるという説が一般的です。
ですから、2021年(令和3年)の厄年は、2021年2月3日に始って2022年2月3日に終了します。
――ここで違和感を覚えた人、いるかもしれませんね。
2021年は2月2日が節分で、2021年2月3日が立春なのです。
例年と異なりますので、注意しましょう。
2021年(令和3年)厄年にやること
昔からの風習どおり、厄年には厄払いをするとよいでしょう。
厄払いに行くならいつ?
厄払いに行くタイミングも回数も、地域や風習によって異なります。
基本的には、1年のうち行ける時に厄払いに行けば構いませんが、厄年が始まる日(立春)の前日である節分までには、厄払いに行っておきたいところです。
2021年の節分は2月2日です。
厄払いの場所はどこ?
厄払いの場所に決まりはありません。
厄払いを受ける人が住む地域の神社やお寺でも構いませんし、行ってみたいと思っている神社・お寺でも構いません。
厄払いのお布施はいくら必要?
厄払いに必要な費用(お布施)がいくらか気になるなら、厄払いに行こうと考えている神社やお寺のホームページを見て確認しましょう。
ホームページを見ても現地に行っても分からない場合は、厄払いの受付場所で聞いてみてください。たいていの場合は教えてくれます。
それでも分からない場合の参考としては、3000円~1万円程度だと思っておけば大丈夫です。
コロナ禍の中での厄払い方法
本来なら神社やお寺に行って厄払いを受けたいところですが、現在は新型コロナウイルス感染症が気になるという人も少なくないのではないでしょうか。
実は、厄払いに行く時間がないなら、節分に自宅などで豆まきをするだけでも厄払いになります。
また、現在、オンライン参拝を受け付けている神社やお寺も増えてきています。
厄払いに行きたいと考えている神社やお寺でオンライン参拝をしていないか、確認してみるとよいでしょう。
2021年(令和3年)が厄年の人の運勢
厄年の年齢には悪い事が起きるかもしれないから恋愛・結婚・出産・転職といった人生を左右するイベントは避けたほうがいいと思っている人、少なくないかもしれません。
しかし、厄年の年齢はそもそも人生の転機を迎えやすいタイミング。
今どうしても前に進みたいことがあるなら、聖地・出雲で圧倒的な人気と実績を誇る話題の占い師“出雲の母”好晏(こうあん)に頼るのも、良策を見つけるひとつの方法です。