宝くじ、ナンバーズ、toto……。もしも当選したら、皆さんは当選金を何に使いますか?「会社を辞める」「旅行に行く」「家を買う」「貯金する」などなど、夢は広がりますよね。
今回は恋愛・結婚・縁結びだけではなく金運のご利益も得られると評判になっているパワースポットを紹介したいと思います。
その名は鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)です。
◆縁結びだけじゃなくて金運も! 鷲子山上神社とは?
鷲子山上神社は霊峰「鷲子山(とりのこさん)」の山頂に鎮座する神社です。別名「ふくろう神社」とも呼ばれていて、金運・縁結び・厄払いに効果があると言われています。ご祭神は天日鷲命(あめのひわしのみこと)という鳥の神様です。
大鳥居の前に「ここが県境」という表示があるとおり、茨城県常陸大宮市(鳥居の右側)と栃木県那珂川町(鳥居の左側)との境に神社があります。大鳥居の中央や本殿の中央を県境が通るということは、全国的に見ても珍しいのだそうです。
栃木県 那須郡那珂川町矢又1948
●アクセス
JR烏山駅からバスで35分、タクシーで45分
※車で行く場合は茨城県側の入り口推奨。
カーナビを使うと栃木県側の進入路が表示るが、土日祝日(神社御祭礼日を含む)は一方通行の出口専用となるため。
●参拝時間
09:00~16:00
大鳥居を通り過ぎるた楼門(安養閣)から先には、通称「ふくろうの石段(不苦労の石段)」があります。
石段の段数は96段! 「苦労」にかけているのかもしれません。
この石段、往復すると「296(ふくろう)」という文字に表すことができることから、ふくろうの石段を往復することで幸運が舞い込むと言われています。石段の上り下りは大変かもしれませんが、幸運を招くためにも頑張って上り下りしてみましょう。
なお、本殿での参拝方法は一般的な「二拝二拍手一拝」です。
◆巨大ふくろう像の下で恋愛・結婚・金運の「不苦労」祈願を!
「ふくろうの石段」の先にある本殿でお参りし、大鳥居まで戻ってきたら、大鳥居の手前にある本宮にも足を運んでみましょう。
そこに待ちかまえているものは、なんと高さ7メートルの黄金ふくろう像!
この巨大ふくろう像を支えるのは四神(青竜・白虎・朱雀・玄武)です。これら四神が守る柱にはそれぞれ次のような意味があるので、祈願したい内容に合わせて柱にある印の部分に手を触れてみましょう。
東を守り、五行では木を司る。成功と出世・富を導く。肝臓・酸っぱい食べ物・交友関係がよい・若々しい・行動的・青春などの意味がある。
【白虎の柱】
西を守り、五行では金を司る。子宝と安産の神。肺・辛い食べ物・強いリーダーシップ・成熟などの意味がある。
【朱雀の柱】
南を守り、五行では火を司る。幸福と家運繁栄。汚名挽回・起死回生・再起・信頼回復・心臓・苦い食べ物・社交的・人気などの意味がある。
【玄武の柱】
北を守り、五行では水を司る。運気を切り開き長寿や繁栄をもたらす。腎臓・塩辛い食べ物・人間関係の改善などの意味がある。
◆恋愛・結婚・お金の縁を結びたいなら他のふくろう像もなでてみよう!
巨大ふくろう像以外にも、鷲子山上神社の境内にはふくろう像が多く鎮座しています。
恋愛・結婚・お金に苦労がない(不苦労)よう、しっかりなでて御利益を願ってみて下さい。
鷲子山上神社の境内には、初夏になると紫陽花が、冬になると寒椿が咲き乱れる場所もあります。自然の美しさを楽しみながら、鷲子山・ご祭神・ふくろうのパワーを余すところなく得てみてはいかがでしょうか!