「好きな人ができたら、その人以外目に入らない!」
そんな一途な人だけが、最後には幸福な恋をつかむ……。
本当にそうでしょうか?
「恋の成就を願うなら、本命以外の異性との時間を持ちなさい」
今、片想いをしているあなたへ、あえて、そんなアドバイスをお届けします。
過度な「一途さ」に隠されたデメリット
一途な恋のすばらしさを伝えるものは数多くありますが、その裏に隠されたデメリットはあまり考えられていないところがあります。
今回は、あえてそこを考えてみましょう。
過度な一途さのデメリット1:緊張してしまう
一人の異性を一途に想うことによって、異性との関わりは減る傾向にあります。
「好きな人がいるのに、ほかの異性と仲良くするのはダメ」という制限を、自分に課してしまうのです。
そうなると、あなたはきっと、本命の異性と向き合う際に、緊張してしまうはず。
なぜなら、普段から異性と接しなくなるから。
異性と、どんな風に話せばいいんだっけ?
この人に嫌われたら、一巻の終わり……
ガチガチになったあなたから、魅力はどんどん消えていってしまいます。
過度な一途さのデメリット2:男性心理がつかめない
好きな人ができると、その人がどんなことを感じ、何を想うのか、どんな異性を理想としているのかなど、知りたいと想いますよね?
異性の心理は、異性から知ることが一番。
ですが、一途さを貫きすぎることで異性の友だちとの縁が途絶えてしまっては、誰からその心理を教えてもらえばいいのでしょうか?
過度な一途さは、恋を進展させるカギとなる“相手を理解する”というチャンスを少なくしてしまいかねないのです。
そこでおすすめなのが、複数の異性との接点を意識的に持つことです。
「それって、キープを作るってこと……?」
尻込みをしてしまいたくなる気持ちもわかります。
ですが、本命との恋がうまくいかなかったときのための保険であるキープを作るということとは、ちょっと違うのです。
あくまで、信頼できる異性の友だちであること。
あなたが恋をしていることやその相手について、素直に話ができる異性と一緒に過ごしてみましょう。
恋成就に一歩近づくことができるはずです。
好きな人以外の異性との時間から生まれる恋効果
好きな人以外の異性との時間を多く持つことで、3つの効果が期待できます。
恋効果1:本命異性の気持ちを惹きつけることができる
あなたが、複数の異性に囲まれているのを見たとき、本命であるあの人は、あなたに興味を抱きます。
「どんな人なのかな?」
「モテる人かもしれない」
そんな興味は、恋心へと変化していきやすいものです。
恋効果2:異性とのコミュニケーション力が上がる
友だちとはいえ、相手は異性。
同性とのコミュニケーションとは、やはり違います。
異性と向き合うことに慣れることは、恋をスムーズに進めることにもつながります。
本命の異性を前にしたとき、緊張でガチガチになってしまう人も、異性の友人との時間が良い訓練となり、肩の力が抜けるでしょう。
「一緒にいて気楽」
「素の姿を見せてくれているのかも」
本命異性にそう想わせることができたら、成就も近いです。
恋効果3:良い意味で大胆になれる
一途すぎる恋をしていると「この恋がダメなら、人生真っ暗!」と想ってしまいがちです。
ですが、異性の友人との時間を持っていると、そこまで想いつめることは少なくなるでしょう。
「ダメで元々!」「当たって砕けろ」くらいの勢いの良さを持つことができます。
大胆さも、恋成就のひとつのカギ。
勢いに乗って行動できれば、恋も動き出しますよ。
人生では、人とのつながりを大切にしますよね?
それは、恋でも同じです。
好きな人ができたときこそ、あなたの周囲にいる異性との関わりを大切にしてみましょう。