好きな人への想いが叶い、永遠の愛を手に入れることができれば、それは幸せなことです。
ですが、すべての恋愛がハッピーエンドを迎えるとは限りません。
失恋という終わりが訪れることもあります。
失恋は、心に大きな傷をつける出来事。
上手に乗り越えていかないと、その傷は治るどころかどんどん悪化してしまいます。
このページにたどり着いたあなたは、今、失恋の傷の痛みを抱えているのではありませんか?
その傷、上手に直しましょう。
つらくてもふり返って。あなたの失恋パターン
失恋をしたと一言でいっても、いろんなパターンがあります。
・交際していた恋人に別れを告げられた
・好きな相手に告白をして、フラれてしまった
・相手に恋人ができてしまったor相手の好きな人が判明した
ざっくりと分けると、失恋はたいていこの3パターン。
失恋を乗り越える方法を考える前に、自分の失恋がどのパターンなのかをふり返ってみて。
「そんなこと、意味ある?」と想うかもしれませんね。
ですが、よく考えてみてほしいのです。
たとえば、告白せずに失恋した場合の後悔やつらさと、告白して失恋した場合の後悔やつらさとでは、その内容に違いが出てくるのがわかると思います。
失恋パターンを考えることは、自分自身が感じている失恋の傷の痛みを客観的に見るために、必要なことなのです。
失恋の対処法~対処を間違えると傷は痛み続ける
自分の失恋パターンをふり返ることができたら、次は、心の傷をいやす方法を考えましょう。
この方法を誤ると、いつまでも失恋の苦しみから解放されません。
失恋対処法1:自分を悪者にしない
失恋をすると、「私の○○が悪かったんだ……」と自分を責めてしまう人もいます。
ですが、それは違います。
たまたま、その相手とあなたにご縁がなかっただけ。
その相手が、あなたの運命の相手ではなかったということだけなのです。
失恋は、誰のせいでもありません。
自分を責めてしまうと、いつまでも相手への想いを断ち切れませんし、持っているはずの魅力を信じることさえできなくなってしまいます。
失恋対処法2:忘れる必要のない過去として大切にする
失恋をすると、相手のことを一生懸命忘れようとしがちです。
失恋という、つらい記憶を消したいのです。
ですが、無理に忘れようとすればするほど、相手と関わった時間が濃密に頭をよぎるでしょう。
好きになった人との時間を、なかったことにするのは無理な話。
忘れようとするその行為自体、相手のことを考えているということでもあります。
「その恋を経験したからこそ今の自分がある」と、有意義な恋だったと受け入れ、大切な想い出にしましょう。
失恋対処法3:どんな感情もはき出しす
「失恋して悲しい」
「寂しい」
「忘れられなくてつらい」
そんな負の感情も、隠さずはき出しましょう。
ときには、泣いたっていいでしょう。
信頼できる友人に話を聞いてもらうのもひとつの方法です。
とにかく、自分の心の中にわき上がる感情に歯止めをかけないこと。
失恋の傷の痛みは、心にわき上がる感情があふれ出すほどになっているからこそ、よけいに痛みます。
心は無限の容量を持っているわけではありませんから、意識して感情をはき出さないと、苦しくなってしまうのです。
思う存分感情を爆発させたとき、あなたの心はきれいに掃除された部屋のように整います。
すると、失恋の傷も早く治るでしょうし、新しい恋に向かう前向きさも生まれるでしょう。
失恋は、あなたが運命の恋に出逢う過程において必要な出来事です。
つらい気持ち、悲しい気持ちを味わった人こそ、その先に待っている運命の相手との出逢いを大切にできるはずなのです。
失恋はこわくない!
さあ、前を向きましょう!