ある程度の年齢で独身だと、こんなことを聞かれることがあるかもしれません。
「どうして結婚しないの?」
ほっとけよ、という話ですが、そんなことをいわれると「私だってモテないわけじゃないし、友だち以上恋人未満の人だっている」なんて言いたくなりませんか?
もし、実際に「友だち以上恋人未満の人」がいるのなら、ちょっと待った!
その人と恋愛や結婚に進める可能性ってどれくらいか、考えたことありますか?
実は結構低いんです……。
友だち以上恋人未満が甘酸っぱいのは10代まで
恋人じゃないけれど、単なる友だちだというには親密。
そんな関係を友だち以上恋人未満といったりします。
これ、10代の頃の恋愛だったらアリです。
「あの子は僕のこと好きかな?」「あの人は私にだけ特別な態度を取ってくれる」なんて、甘酸っぱい学園恋愛ドラマのような……。
ですが、20代、30代、40代と年齢が上がるにつれて、この友だち以上恋人未満という関係は顔つきを変えてきます。
いつまでも学生気分の恋をしていてはいけないのです!
20代の場合はセフレになっちゃうかも……
20代には「告白はされていないし付き合っているわけじゃないけれど、身体の関係がある」という状態の人がけっこういます。
それを「友だち以上恋人未満の関係です♪」という人も。
ですが、それ、いいかえれば単なるセフレでしょ?
セフレから、恋人や結婚相手へと昇格できる人って多くないんです!
遊ばれている、って考えたほうがいいですよ。
30代の場合は脈なし率高め
30代に入ると、男性も女性も結婚を意識し始めます。
そろそろ自分も身を固めたい、という気持ちで異性を見つけるようになるのです。
正直、遊んでいる暇はないと想う人も多いでしょう。
そんな年代での友だち以上恋人未満の関係は、まさに脈なしの可能性大。
恋愛へと進んでいきたい相手だったら、そんな中途半端な状態にとどまることはせず、どちらかが動き出すものです。
まれに、二人とも奥手である可能性がありますが……大半がどちらか一方が恋愛対象として見ていない状態でしょう。
40代の場合は悲惨! 不倫の危険
40代になって「友だち以上恋人未満の人がいます」というのなら、「目を覚ませ!」といいたくなる状態です。
晩婚化とはいえ、40代では結婚をしている人が多くなってきます。
そんな中、はっきり付き合おうという言葉がない交際は、奥手とかではなく、交際できない理由がある可能性が高いんです。
その理由の筆頭が結婚しているから。
いわゆる不倫です。
友だち以上恋人未満の関係だと想っている相手は、実は既婚者だった……そんな話、山のようにあるのです。
結婚したいならクリアな関係は必須
友だち以上恋人未満の関係が、いかに恋愛・結婚へと進展させるのが難しいか、わかっていただけたでしょうか?
もし、あなたが本気で恋をして結婚したいのなら、気になる相手との関係はクリアにしておくべき。
何度もデートを重ねている相手がいるのなら、あなたから告白をしたり、「私のこと、どう想っている?」とストレートに尋ねたりする勇気も必要です。
そこであいまいな返事をするような人とは、どれだけドキドキするような時間を過ごしても、結ばれることはないと考えましょう。
自分の気持ちを大事にして
自分から告白するのは嫌だし、あいまいな関係のドキドキ感が好きだというのなら、あえてその関係を続けるのもアリです。
ですが、頭に置いておいてほしいのは、相手にとってあなたが本気で愛している相手ではない可能性があるということ。
簡単な言葉でいってしまえば、キープです。
都合よく呼び出せたり、寂しさを解消するためだけの相手だったり……。
これでは結婚は遠のいてしまいますし、何より、あなたが尊重されておらず幸せとはいえません。
この先、恋をして結婚をしたいと考えているのなら、友だち以上恋人未満の関係には見切りをつけ、婚活に励むべきでしょう。