「あの子って、こじらせてるよね」
一緒にいるとちょっと面倒くさい。そんな女子を、最近では“こじらせ女子”と呼びます。
同性からだけでなく、異性からもちょっと距離を置かれてしまうので、なかなか恋愛もうまくいきません。
決して悪い子じゃない。けど、こじらせてるから……。
あなたは周囲の人たちに、そう思われてはいないですか?
“こじらせ女子”はネガティブ
こじらせ女子は、いいかえれば「自信がない女子」です。
そういうと、たいていの人が、「えっ? じゃあ、私もこじらせ女子かも」と感じてしまうかもしれませんね。
そこで、あなたが“こじらせている”かどうかを、まずはチェックしてみましょう。
ひとつでも当てはまれば、こじらせ予備軍。
3つ以上当てはまったら、立派なこじらせ女子です。
【こじらせ度診断】
□「ありがとう」より「すみません」ということが多い
□「どうせ私なんて……」といいがち
□活発な人や目標を持っている人と接するのは苦手
□告白なんてもってのほか。恋愛は受け身一択
□おひとり様万歳! 何をするにも人に合わせるのは苦痛
□スカートが嫌い。パンツスタイルLOVE!
□イケメン男子には近づきたくない
こじらせ女子3パターン
こじらせ女子にもいくつかタイプがあります。
どのタイプも、基本は「自分に自信がない」ことが根底にありますが、そのネガティブさの表し方に違いがあります。
こじらせ女子Aパターン:自虐発言多めでフォロー待ち
「私、ブスだし……」
「もう若くないから~」
「私、女っていうよりもはや男だよね」
容姿、年齢、性格などを自分で否定してしまうタイプ。
人からいわれて傷つく前に、自分でいってしまおうと考えるのです。
「そんなことないって」と周囲からフォローされるのを、心の奥で期待しています。
こじらせ女子Bパターン:輝く人を否定しつつも羨ましい
男性人気の高い女性を見れば、「男にだけ愛想がいい」「媚びてる」「男のことしか考えていない」など悪口のオンパレード。
ですが、実際は自分も持てたいし、異性に愛想よくしたいというのが本音。
自信がないがゆえに、素直に羨ましいといえないのです。
こじらせ女子Cパターン:個性派を気取りつつ戦々恐々
一般的な女性像に自分が当てはまらない、と思ったとき、個性派に進むのは悪くありません。
ただ、極端な個性に走ってしまうこともあります。
そして、一般的な女性像に当てはまる女性に対して「つまらない人」という評価をしたり、距離を置いたりすることも。
自然と孤立してしまうので、恋愛も人間関係もうまくいかなくなってしまいがちです。
誰もがこじらせ女子になる危険を持っている
こじらせ女子になってしまうのには、原因があります。
その原因は、特別な出来事ではなく、日常に起こる出来事です。
●外見重視のトラウマ
学生時代などは、容姿の評価がシビアな時期でもあります。
その時代に、異性から外見をバカにされるなど心に傷を負った経験があると、「自分はブス」とネガティブになってしまいます。
●個性否定のトラウマ
「女性は〇〇でなければいけない」といった固定概念が強い環境で育った場合、その概念に当てはまらない自分を見つけてしまうことで、劣等感を抱いてしまうことがあります。
周囲から否定されてしまうことでも、ネガティブになるでしょう。
こじらせ女子の芽を摘む方法
こじらせ女子になって、周囲から「面倒くさい人」と思われないようにしたい。
そのためには、想い込みを捨てることが大事。
「女性は○○でないといけない」といった固定概念や、「自分には○○は似合わない」といった想いに、「それ、本当?」と疑問を投げかけるのです。
こじらせ女子のほとんどは、自身の中にある想い込みに苦しめられています。
あなた自身が柔軟になることで、“こじらせ”の芽を摘むことができるのです。