年齢が上がってからの婚活って、どこか後ろめたいような気持ちになったりするもの。
「この年になっても独身って、何か問題がある人だって思われるかも……」なんて心配も生まれるかもしれませんね。
でも、だからって、相手に「○○○だから、今まで独身だったんです!」っていうのは、婚活成功を遠ざけます。
婚活の極意は独身である理由をいわないことなのです。
どうして独身である理由を言っちゃダメなの?
「独身である理由をはっきり告げたほうが誤解されなくていい」と思う人もいるかもしれません。
ですが、よく考えてみてください。
もしかしたら、お相手の人は、あなたが何歳で、それまでずっと独身を貫いてきたことを、さほど重視していないかもしれませんよね?
今のあなたについて知りたくて逢っているのに、独身である理由を述べられたら、「えっ……」と戸惑ってしまうでしょう。
むしろ、それまで全く気にしていなかったのに、急に、あなたが今までずっと独身であったことに、重大な問題があるかのように感じてしまうこともあります。
婚活相手に伝えるべきは“あなたの良さ”
婚活を成功させるためには、「私と一緒に過ごしたら、こんな“いいこと”がありますよ」というアピールをすることです。
つまり、婚活相手に、あなたを選んでもらうようにしなければならないということ。
そんなとき、独身でい続けた理由を説明されたらどうでしょうか?
あなたが、これまで誰にも選ばれなかった理由を説明していることになります。
つまり、あなたの良さではなく、あなたの欠点や問題点をクローズアップしてしまうことになるのです。
気つけたいプロフィール
婚活を始めるとき、自己アピールを書くこともあるでしょう。
「若いころは結婚願望がなかったので今まで独身でした」
「仕事が忙しくて、婚期を逃してしまいました」
こんなものは、自己アピールになっていません。
書くのなら、結婚をしたい、素敵な人と出逢って恋をしたいと想っている「前向きさ」を書くべきです。
「一緒に旅行を楽しめる人と出逢いたくて、婚活を始めました」
「料理が得意なので、一緒に食事を楽しめる人と出逢いたいです」
これなら、あなたの趣味や特技をアピールできるとともに、一緒にいて楽しい人だと想ってもらえます。
気を付けたい「モテないわけじゃない」アピール
独身生活が長いと、「結婚のチャンスはあった」とか「異性にモテないわけじゃない」といいたくなる人もいるでしょう。
ですが、そういう発言は、目の前にいる婚活相手にとってはどうでもいい部分です。
それに、過去の恋の話をされたところで、「未練たらしい人なの?」とネガティブイメージにつながってしまうでしょう。
婚活は、結婚につながる恋愛をするチャンスを掴む場。
未来を見つめて動く場です。
過去の恋愛事情など持ち出す必要はありません。
すべては自分に言い聞かせている
独身期間が長い理由を口にしてしまったり、プロフィールに書いてしまったり、モテないわけじゃないと言い訳めいたことをいってしまったり……。
そういう人は、独身でいる自分に自信がないのです。
だから、相手に嫌われないように予防線を張ろうとしてしまいます。
自分が思っているほど、周囲の人は、あなたの独身期間の長さは気にしていません。
「人からどう思われるか」を気にしてしまうと、言い訳めいたことをいってしまうことも多くなります。
「結婚をしたい」「恋をしたい」「いい出逢いを求めている」といったように、自分の心の中に芽生える「○○したい」という想いを大事にしませんか?
それが、最終的には自身の幸せにつながるのです。