秋田と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?
きりたんぽ鍋、なまはげ、大曲花火大会、角館、玉川温泉、鳥海山、セリオン…など、秋田には思い浮かべることができる魅力がたくさんあります。
その中でも特に注目したいものが、東北三大祭りの1つであり、国の重要無形民俗文化財にも指定されている「秋田竿燈まつり」です。
今回は、「秋田竿燈まつり」の素晴らしさと、「秋田竿燈まつり」を観に行くなら訪れておきたい秋田の強力パワースポットを紹介します。
東北三大祭りの1つ「秋田竿燈(かんとう)まつり」はこんな祭り!
「秋田竿燈まつり」は福島の「二本松提灯祭」や愛知の「尾張津島天王祭」とならび、日本三大提灯祭りの1つにも数えられている夏祭りです。
祭りの期間は、毎年8月3日から6日までの4日間です。
だから夏まつり!「秋田竿燈(かんとう)まつり」の由来
竿燈まつりは「ねぶり流し」という、真夏の病魔や邪気を払うための行事として誕生したと言われています。現在、竿燈まつりについて残っているもっとも古い文献は寛政元年(1789年)のもの。1797年というと、老中筆頭となった松平定信が「田沼時代」と決別するかのように倹約令を発した2年後という時期。
文献での確認は取れていませんが、田沼意次が権勢をふるった宝暦年間には、竿燈まつりの原型となるような祭りが既に行われていたようです。
ここが凄い!「秋田竿燈(かんとう)まつり」の魅力
「秋田竿燈まつり」の魅力と言えば、大きくしなる竿燈(かんとう)です。
竿燈には大若・中若・小若・幼若と4つの大きさがあって、1番大きな大若になると高さ(長さ)はなんと12メートル、重さは50kgにも!
竿燈には9本の横竹が結ばれ、そこに46個の提灯が吊るされます。
特に竿燈が立てられる瞬間の荘厳さと美しさは寒気がするはど感動します。
差し手が竿燈を扱う妙技も「秋田竿燈(かんとう)まつり」の魅力!
「秋田竿燈まつり」の魅力は竿燈の美しさだけではありません。竿燈を扱う男性「差し手」の妙技も圧巻です。
「ドッコイショー、ドッコイショ!」の掛け声とともに
流し:次の差し手が竹を継ぎやすいように支える
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平手:高々とかざし上げて見せる基本技
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額:指の間から静かにずらしながら額に乗せる
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肩:利き腕を曲げないでまっすぐ肩に降ろす
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腰:指の間からずらして腰にのせ上体を横に傾ける派手な技
といった技を重さ50kgもある竿燈を使って見せる様子からは、生きをするのも忘れるほどの感動を味わうことができます。
短くなった竿燈のロウソクは安産祈願のお守りに!
もしもチャンスがあれば、竿燈で使われたロウソクをGETしてみてください。なんと、竿燈に使用したロウソクは「安産祈願のお守り」と言い伝えられていています。
得られたロウソクが短ければ短いほど、出産までの時間が短くなるのだそうです。
「秋田竿燈(かんとう)まつり」のスケジュールは?
「秋田竿燈まつり」のスケジュールは大きく昼と夜の2パターンに分かれています。
昼竿燈(妙技会・エリアなかいちにぎわい広場)
8/4~8/5は9:00~15:40、8/6は9:20~15:00の間、行われます。
夜本番(竿燈大通り)8/3~8/6
18:15に交通規制開始
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18:50に竿燈入場。竿燈演技は19:25~20:35です。
20:35になると「ふれあいの時間」として、竿燈を写真撮影したり実際に竿燈を担ぐことができます。
観覧席?穴場スポット?「秋田竿燈(かんとう)まつり」の楽しみ方
「秋田竿燈まつり」を見に行くなら、満足いくまで楽しみたいですよね!
そこで、ここからは「秋田竿燈まつり」の楽しみ方について紹介します。
秋田竿燈まつりを観覧席で楽しむ
竿燈大通り(夜本番) には、ローソン大町二丁目店の前に定員6名の枡席が設けられるほか、中央道の壁上にひな壇席が、通り沿いのその他の場所にもひな壇席もしくは長椅子席が設けられます。
大迫力の竿燈をマジカで楽しみたいのであれば、有料の観覧席はまたとない特等席です。
秋田竿燈まつりを穴場スポットで楽しむ
竿燈が続々と集まる市役所・県庁前は見ごたえがあるものの、やはり混雑は避けられません。
そこでお勧めしたい場所が山王交差点付近です。竿燈まつりの主会場に面している上に、道幅に広さがあるため、竿燈の美しさや差し手の妙技も楽しめるはずです。
「秋田竿燈(かんとう)まつり」を楽しむために今からでもホテル・飛行機・新幹線って予約できる?
東北三大祭りのひとつとして人気の「秋田竿燈まつり」。移動手段である新幹線や飛行機、宿泊先のホテルは今からでも予約が取れるのでしょうか?
旅行比較サイト「Travel.jp」で「竿燈まつり」というキーワードで検索してみると、様々な旅行会社が企画しているツアーを予約できそうだということが分かります。
「秋田竿燈まつりに行って竿燈の美しさと差し手の妙技を見てみたい」と思ったなら、諦めずに観に行ってみましょう!
「秋田竿燈(かんとう)まつり」に行くなら秋田のパワースポットもチェック!
秋田には様々なご利益を期待できそうなパワースポットがたくさんあります。今回はその中から3つをピックアップ! 祭りを楽しみながらパワースポットにも訪れてご利益もGETしてしまいましょう!
縁結び&子宝パワースポット真山神社(秋田県男鹿市)
「なまはげ発祥の地」とも言われる秋田県男鹿市の真山神社(しんざんじんじゃ)は最近、秋田の縁結び&子宝パワースポットとして人気が出ています。
特に、赤と青が2つセットになった歓喜天堂の縁結びお守りの効果は絶大だとか!
神秘的な雰囲気漂う赤神神社五社堂 (秋田県男鹿市)
なまはげが築いたと言われる999段の石段を上った先に表れる赤神神社五社堂は、同じ形式の社殿が五棟並でいるからか、不思議な雰囲気を醸し出しています。
赤神神社五社堂の前に立つだけで背筋がピンと伸びるような不思議なパワーを感じることができます。
恋愛&ビューティーパワースポット田沢湖 (秋田県仙北市)
日本にある湖の中でもひときわ水の気が強いと言われている田沢湖。
田沢湖には、娘が竜の姿になって湖を守っていると言われている竜神伝説が残されています。湖畔には伝説にちなんで作られた「たつこ像」があります。
水の気といえば、風水では恋愛・結婚・子宝運を指すことで有名ですよね!
秋田竿燈まつりと秋田のパワースポットを一緒に楽しんで、恋愛・結婚・縁結びなど良い運気を呼び寄せましょう!
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