いつか大好きな人と結婚したい。
あなたは、幸せな家庭を持つ未来を想像して、胸を高鳴らせることもあるでしょう。
でも、一方で、「ちょっと面倒くさい……」なんて感じることもありませんか?
結婚を望んでいないわけじゃない。
でも、面倒くさい気持ちが勝ってしまって、結婚へと行動できないままでいる……。
あなたを結婚から遠ざけようとする厄介な気持ち、「面倒くさい」。
その想いがわき上がる理由とは?
面倒くさいと思ってしまうのを、どうしたらいい?
一緒に考えていきましょう。
そもそも「面倒くさい」って?
日本が誇るアニメーション監督、宮崎駿監督。
あるテレビ番組で、「面倒くさい」という言葉を連呼しながら、アニメ制作をしていたそうです。
ですが、宮崎監督はこうも言ったそう。
「世の中の大事なことって、たいてい面倒くさいんだよ」
あなたが結婚を面倒くさいと思うのは、「結婚を大事なこととして考えている」から。
物事は、真剣に考えれば考えるほど、面倒くさいものなのです。
結婚すると自由がなくなる?
今は、男女問わず社会に出て、自分の人生を充実させることができる時代。
一人の生活がしっかり築けている人はとくに、結婚することによって「一人だからこその気楽さ」がなくなってしまう気がするのではないでしょうか。
「結婚したら、家事をしっかりやらなくちゃいけなくなる」
「旅行とか、趣味とか、セーブしなくちゃいけなくなる」
「嫁姑問題・婿舅問題とか起こったらいやだな」
「妥協」「我慢」が求められることが増える。
それを思うと、面倒になってしまうのです。
じゃあ、このまま一人でもいい?
この先、結婚をしない人生を歩むのがいいと思えば、その道を進むのもいいでしょう。
ですが、「それはいや!」と思うなら、「面倒くさい」という気持ちを何とかしなければなりません。
「どうすればいいの?」と思った、そこのあなた。
じつは、「何かこれをしなさい」ということではないのです。
ポイントは、あなたの中にある「結婚のイメージ」をちょっと変えること。
それだけです。
結婚とは最大の応援者・協力者を得ること
結婚をしたら、相手に合わせて生きていかなくちゃいけない。
それは思い込みです。
もちろん、相手を思いやる気持ちは必要です。
ですが、それは、日常で人と関わっていく上で必要とされるものと同程度。不自由を感じるほどのものではないはずです。
そして、結婚における思いやりの中には、「結婚相手らしさを尊重する」ということも含まれます。
たとえば、あなたが、結婚後も失いたくない習慣や趣味、生きがいを持っているとしましょう。
「結婚後も、○○がやりたい」
そんなあなたの思いを受け止めてくれるのが、パートナーであり家族です。
(もちろん、あなたが本気でそれを求めていなければいけませんよ!)
あなたが相手の思いを受け止めてあげる瞬間だってあるはず。
一人の夢、趣味、生きがい、目標が、二人のものになります。
安心感や心強さ、やりがいを、一人のときよりも強く感じられるようになるでしょう。
そんな関係を築ける人と巡り逢ったとき、あなたの中から、「面倒くさい」という気持ちは消えるはずですよ。
結婚は素敵な人とのつながり
結婚すると、何かが失われる。
それは絶対にない、とはいえません。
ですが、それと同じくらい、あるいはそれ以上の何かを手に入れることができるのも結婚です。
結婚は、「我慢を強いること」でも「妥協すること」でもありません。
「協力を得ること」であり「尊重し合うこと」であり、「応援し合うこと」です。
いつかは結婚したい。
あなたのことを大きく受け止めてくれる人と出逢い、幸福な結婚をすることができるよう、前向きなイメージを持って自分の心を向き合いましょう。