「結婚相手は素敵な人で!」
その願いは誰もが持つもの。
条件だって、いろいろ出したくなりますね。
お金に困りたくないから年収は多いほうが良いし、安定した生活を続けたいから結婚相手の仕事は公務員がいいかなあ、あっ、もちろん年齢は……。
条件は泉のように湧き出ます。
でも、あるときふと気づくこと――こんなハイスペックな人、いないかも……。
そこで、条件を下げて新たに婚活開始!
でも、なぜかご縁に恵まれない……どうして? どうしてなの??
条件を下げたのに良縁に恵まれない――これには理由があるんです。
良縁に恵まれない理由1:金銭的ハイスペックな人が激減している
社会を見てみると、ハイスペックな人との縁を求めるのはかなり難しいという現状があります。
とくに、収入面。
年収300万の人が多い今、「結婚相手の条件は年収1000万!」なんていったら、出逢いのチャンスはもはやゼロに近いかもしれません。
良縁に恵まれない理由2:自信喪失している人もいる
多くの収入を得ている人のほとんどは、すでに結婚をしていたり、そもそも仕事一筋で結婚に興味がなかったりで、婚活の場に現れることすら少ないのです。
「それじゃあ、年収の多さはあきらめる」と条件を下げても、それで万事解決というわけにはいきません。
年収の少ない人は、自分に自信を持つことが難しい。
「自分が結婚なんて……」とあきらめてしまっている人も多いのです。
最近、若い子が結婚に消極的になっている理由のひとつにも結婚するためのお金がないという金銭的理由が挙げられるほど。
条件を下げるのって社会情勢を見たら正解な行動なんだけれど、それだけで婚活が大成功するかといったら、そう単純な話ではないのです。
良縁に恵まれない理由3:あなた自身は謙虚?
結婚相手への条件を下げる、ということを考えたとき、一度自分を見つめることも大事です。
相手に条件を求める、というのは、少し上から目線の考え方です。
「条件を下げてあげた」みたいなニュアンスや雰囲気が出ていたら……相手はどんな気持ちになるでしょうか?
反対の状況を考えてみると、よくわかるかも。
もしあなたが、「本当は若い子がいいけれど無理だったから、条件を下げてあなたに会ってみた」なんていわれたら、「なんだコイツ?」と思うはずです。
条件を持つことが悪いことというわけではありません。
ですが、条件を持っているとか、条件を下げたとか、そういうことを相手に気づかれないように胸に秘めること。
思っていてもそれを表に出さず、謙虚な姿勢で出逢いと向き合うこと。
これらは良縁に恵まれるポイントでありながら、案外見落としてしまいがちなポイントでもあります。
良縁に恵まれない理由4:受け身の恋になっている
とくに女性は、相手からのアプローチを受けることに幸せを感じやすいです。
ですが、最近の婚活の場は、男性よりも女性のほうが多いという事実も。
選ばれるのを待っていては、チャンスは少なくなってしまうでしょう。
自分からアピールする自信はない、けれど積極的にならないと結ばれない……そんな悪循環では自信だってなくなってしまいますね。
結婚したいと思う女性と、結婚したい男性の割合に差がありすぎることも、条件を下げても良縁に恵まれないというパターンが増えてしまう理由です。
良縁に恵まれるために大切なこと
「●●をしてくれる人がいい」といったように、自分に幸せを与えてくれる人を求めるのではなく、「私が幸せにしてあげたい」と思える人を探してみましょう。
自然と条件を考えることがなくなるかもしれませんし、自分から積極的に動けるようにもなるかもしれませんよ。