40代になると、仕事や家庭に余裕が出る一方で、自分の体力や年老いてくる親に時の流れと変化を感じるようになった頃、転機は訪れます。
そこで、40代に訪れる転機に人生を好転させる「たった一つの言葉」を紹介しましょう。
40代「人生の転機」は突然やってくる
想定していてもしていなくても、宿命のようにやってくる人生の転機があります。
それは、ある程度想定していても、いつやってくるかはわからない。ある日突然やってくるのです。
とはいえ、何かしらの予兆は掴めないものでしょうか?
40代では特に、結婚・離婚・子どもの自立・転職・昇級・起業・独立・離職・減給・挫折・病気・親の介護・人との別れなど、大きなライフイベントがいくつもあります。
それらを目の前にすると、「人生を変えるのは、今しかないかもしれない」と思う機会も増えてくることでしょう。
そして、自分の年齢が人生の折り返し地点に差し掛かっている自覚も相まって、「こんなはずじゃなかった」、「このままでいいのか」と自問自答する日々がきて、今後を考え始める……。
実はそれが転機の始まりの合図なのです。
転機の直感はハズレない
転機が訪れると、現実的なシビアな事情と、心の奥にある理想への思いが複雑に絡まって、あれこれと頭で考えてしまうでしょう。
例えば、損得じゃないと思っていても、実際は損得を考えているから、本質が違う問題をわざわざ同じ土俵にあげて闘わせている自分自身がいます。
そんな時、偉人や著名人の一言を思い浮かべたり、人生をゲームや映画に例える一言や、目や耳に入ったフレーズに運命を感じたりすることもあるかもしれません。
友人や知人のアドバイスに、目からウロコが落ちることもあるでしょう。
その瞬間や一言は、人によって違います。
一方で、友人や周りの人に何を言われても、なんだかピンとこなくて、余計に考えこんでしまうこともあるでしょう。
迷いの生まれや思考がこんがらがった状態、そういったときには、直感が頼りとなります。
「転機が訪れた瞬間、一番初めに何を感じたか?」
これが、人生を好転させる「たった一つの言葉」を受け取るアンテナなのです。
転機に人生を好転させる「たった一つの言葉」
40代に訪れる転機に直面した時、誰にでも通じる、人生を好転させる「たった一つの言葉」があります。
それが、「この波に乗ろう」。
転機の波に乗る
40代に訪れる転機の多くは、避けたくても避けられない強制的なものがほとんどで、無視することができません。
突然のことに驚き、それを避けるため、あるいは、逆に凄く良くしようと意気込んで「どうにかしよう」とすることは、ただ波に逆らって藻掻いた結果、疲弊してしまう可能性がとても高く、そして、よくあることです。
どうにかしようといたずらに動き回ったり、悩んでその場にじっと佇んだりするよりも「乗る」のが一番。転機なのですから!
自分の人生で起きた自分用の波ですから、誰かが代わりに乗ることや小波にすることもできません。
40代に訪れる転機という波には、自分が乗るしかないのです。
転機は、方向転換ではなく前進
40代に訪れる転機という大波は、自分が乗りきるまで押し寄せてきます。
多くの人が間違えやすいのは、急な方向転換が必要であるような気になること。
例え、それまでとはまったく違う仕事や生活スタイルや生き方になったとしても、転機は、方向転換ではなく、今までの延長線上にある大きな前進なのです。
波に乗って見えるのはビジョン
ただし、この波に乗っても、ゴールはよく見えません。でも、今まで見たことのないビジョンが見えるようになります。
この波に乗って、初めて見える景色がたくさんあることでしょう。
そこで方向転換をしたくなったら、その方向に向かう波を待って、乗り移ることだってできます。
この波に乗って良かった……過去になっている今を振り返ったとき、きっと、そう思えることでしょう。
人生の転機に人生を好転させる「たった一つの言葉」は、意外とシンプル。
普段、聞き慣れている何気ない言葉かもしれませんね。
40代に訪れる転機の波に乗るライフサーフィンは、人生を有意義にしてくれそうです。
監修者:グレース椿宮
- 占い師/コラムニスト プロフィール
鑑定歴20年。
生年月日から導く一人一人の潜在心理と、環境・統計・数学を掛け合わせ独自開発した「行動分析術」で、現実的に解決するご提案を得意とする。
第六感より野性の勘で動く、無所属自由派。