30代から始める恋愛の引き寄せ術も、第4回目となりました。
3回目では、「結婚したいのなら、結婚を意識しすぎるな!」という話をしました。
今回は、前回と反対のことをいっているように聞こえる、「結婚をあきらめない気持ち」について考えていきます。
“未来につながる恋”がしたい――30代の恋愛引き寄せ術(第1回)
“未来につながる恋”がしたい――30代の恋愛引き寄せ術(第2回)
“未来につながる恋”がしたい――30代の恋愛引き寄せ術(第3回)
結婚したいのなら、あきらめてはいけない
結婚をしたいという想いを持っていても、強く意識しすぎるのは禁物。
そんな話をしました。
ですが、それは、結婚をあきらめましょうといっているのではありませんし、「結婚したい」という想いを持ってはいけないということでもありません。
やはり、「○○したい」という願う気持ちは、そこに進んでいくために必要なものだからです。
限度を超えて強く想いすぎるなというのが、第3回目の話のポイントでした。
では、“ちょうど良い結婚願望の強さ”とは、どういったものなのでしょうか?
それは「結婚をあきらめない」ということです。
現実を冷静に見つめることができる30代
30代になると、無自覚のうちに、考え方にも落ち着きが出てきます。
すると、人生における現実に目を向けられるようになってきます。
たとえば、子どもが欲しいなと感じれば、年齢的リミットを意識するようになるでしょう。
「結婚は○歳までに」なんて考えもわいてきます。
「そんな予定は無理だよ……私は結婚できないんだ」
どんどん気持ちが落ちていってしまう危険もあります。
冷静に現実を見つめることができるがゆえに、あきらめの気持ちを抱きやすいのも30代なのです。
「あきらめる」のではなく「執着を捨てる」ことがポイント
「恋をあきらめたら、恋人ができた」
「結婚をあきらめたら、プロポーズを受けた」
そんな話を聞いたことはありませんか?
この言葉は、じつは正しくないでしょう。
この場合、恋をあきらめたのではなく、恋への執着を捨てた、といったほうが良いかもしれません。
恋人がほしくて、あるいは、結婚がしたくてガツガツするのではなく、「いずれ出逢える」「いつか結婚を申し出てもらえる」という考えに変えたということなのです。
執着を捨てると見えてくる希望
結婚や恋愛に執着しているときは、視野が狭くなっています。
余裕がないので、結婚や恋愛進展につながる小さなチャンス、きっかけを見落としてしまっているのです。
ですが、執着を捨てるとどうでしょうか。
こだわりがなくなることで、いろんな物事をフラットな感覚で見つめることができます。
狭い視野では見つけることができなかった物事や人との出逢いにも、目を向けることができるでしょう。
すると、結婚や恋愛進展のチャンスの“種”や“芽”に気づくことができるのです。
“願望”と“執着”の違いって?
「お付き合いをするなら、○○○な人と●●な交際をしたい」
「結婚相手の理想は△△△」
そんな話を、友人とすることもあるかもしれません。
たまの恋愛話であればいいのです。
ですが、口を開けばこんなことばかり言っているのだとしたら、恋愛や結婚に強い願望を持っているというよりも、「執着している」といえるでしょう。
理想を抱くことはとても大事。
ですが、それを言葉に出している場合、具体的なイメージができていな場合が多いです。
イメージがはっきりしないから、言葉にして頭の中を整理したくなるのです。
具体的なイメージがないにもかかわらず結婚や交際を求めるのは、願望ではなく執着。
「恋をしなければ」「結婚しなくちゃ!」といった気持ちが無意識に働き、あなたを縛りつけているでしょう。
運命の結婚相手は見つかります
「結婚しなければならない」
「結婚につながる交際を、早く始めなければいけない」
こんなふうに、「~~しなけば」と考えるのは、執着心の表れです。
この気持ちを手放して、もっと今の自分を受け入れましょう。
その余裕が、幸福を味わうことができる恋を引き寄せてくれるのです。