30代の恋で幸福をつかむためには、相手選びも重要。
というわけで、前回に引き続き、あなたの運命の恋の相手と出逢い結ばれるために必要な“異性を見る目”について、一緒に考えていきましょう!
“未来につながる恋”がしたい――30代の恋愛引き寄せ術(第1回)
“未来につながる恋”がしたい――30代の恋愛引き寄せ術(第2回)
“未来につながる恋”がしたい――30代の恋愛引き寄せ術(第3回)
“未来につながる恋”がしたい――30代の恋愛引き寄せ術(第4回)
“未来につながる恋”がしたい――30代の恋愛引き寄せ術(第5回)
“未来につながる恋”がしたい――30代の恋愛引き寄せ術(第6回)
“理想”という名の呪縛
前回、「理想の恋人像は持っても、高望みはしない」というお話をしました。
ですが、その考え方でうまくいかないな、と感じたときに思い出してみてほしいことがあります。
それは、“理想”を忘れてしまいましょう、ということ。
恋愛の気分を盛り上げるために、恋の理想を抱くことは有効です。
ですが、その理想にこだわりすぎてしまうのは、反対に恋愛に歯止めをかけてしまうことになるのです。
「私の理想は●●●だから、○○○な人と△△△△で出逢わなければ……」
そんなふうに、これから先の恋の進み方を決めきってしまうようになっては、チャンスを逃すことになってしまうからです。
これこそ、気をつけたい《理想という名の呪縛》です。
あなた自身の恋愛分析は主観的
私には○○○な人が合っていると想う。
じつは、そんな無意識な気持ちが、あなたの理想を作り上げています。
ですが、あなたが自分に合っていると感じている人物像が、本当にあなたと相性が良いかどうかは、わかりませんね。
あなたの主観がすべて正解とはいえないのです。
直感を信じることは大事なこと。
でも、それを信じすぎてしまって、ほかの可能性を考えないのは、じつはもったいないことです。
「付き合ってみたらなんか違った」はよくある感情
破局を迎えたカップルの中には、こんなことをいう人たちが多くいます。
「付き合ってみたら、なんか違うなあ、と想った……」
反対に、恋心を抱いていなかった相手に告白されて、のちに結婚をした人の中でも
「付き合ってみたら、(良い意味で)イメージと違ったんです」
といった言葉をよく聞きます。
私たちが持っているイメージや直感、「○○にちがいない」という想いは、なんてあいまいなものなのでしょう……。
ストライクゾーンを広げると恋のフィールドも広がる
これまで恋愛対象として意識していなかったタイプの異性とも関わりを持ってみることで、恋が始まることもあります。
30代など、結婚を意識したり、ある程度の恋愛を経験したりしてきた年齢になると、どうしても過去の自分の恋愛傾向に振り回されがちです。
また、新しいタイプの人と付き合うことに「怖さ」のような気持ちを抱いてしまうのも、安定や落ち着きを望む年齢の人にありがち。
ですが、「もしこの人と付き合ったら、どんな交際になるのかな?」と、ストライクゾーンを広げることは、あなたが幸福になる恋を手に入れる場も広がるということです。
これまで意識していなかった人の良さを見つけることもできるようになるでしょう。
「誰でもいい」とは違う意識
このように話すと、恋の相手は誰でもいいという姿勢を勧めているように感じられるかもしれませんね。
もちろん、恋の相手は「好き」という気持ちを持つことができる相手であるべきです。
ですが、まだ出逢う以前の段階、あるいは相手のことをよく知らない段階で、「理想とは違うから」と一線を引いてしまうのは、とってももったいない。
打算的な考え方ではありますが、そういった人と出逢うことで「あなたに合いそうな友人がいるから紹介しようか?」といった、新しい出逢いにつながっていくことだってあります。
また、いろんなタイプの人と出逢うことで、「人を見る目」が養われ、成長することができるでしょう。
それがあなたの魅力となり、恋に良い影響を及ぼすこともあります。
恋愛に限らず、人生は多くの人との関わりで成り立っています。
いろんな人と出逢うことで、あなたの人生、あなた自身に深みが出るのです。
30代の恋を引き寄せるにも、自ら出逢いのチャンスをフイにしないようにしてくださいね。