“未来につながる恋”がしたい――30代の恋愛引き寄せ術（第8回）

30代の恋愛を引き寄せるための“異性を見る目”。

ここに注目して、第6回・第7回とお話してきました。

今回は、幸福な恋愛を手にするためにも注意しておきたい異性について、一緒に考えていきましょう。

注意したい異性のタイプ1：既婚者の異性

最近は、不倫という言葉がよく聞こえてくるようになりました。

有名人が不倫で活動休止に追い込まれることもありましたね。

不倫というのは、何も芸能人などに限った話ではありません。

案外身近なところでも、はびこっています。

そこで注意したいのが、既婚者である異性に恋をすることです。

30代になると、結婚している異性との出逢いも増える

晩婚化といわれている今、30代でも結婚していない人はたくさんいます。

ですが、10代・20代に比べれば、家庭を持っている人の割合は多いでしょう。

つまり、あなたが、自分と同年代の恋人を求めて異性と出逢っても、その人が結婚をしている可能性も高まるということです。

さらに厄介なことに、既婚者の異性には、結婚からくる「余裕」があります。

そのため、「素敵な人」と好意を感じやすい相手でもあるのです。

「結婚していない」という言葉を鵜呑みにしないこと

結婚をしていても、異性との出逢いの場に姿を見せる人は少なからずいます。

恋の相手をあなたが探している場合、その人が結婚をしていることを隠していれば、恋人候補として意識することもあるでしょう。

左手の薬指に指輪がなければ、「結婚していない人」と想うかもしれませんね。

ですが、しっかりと確認する必要が出てくるのが30代。

その人が本当に未婚者であることは、30代からの幸福な恋愛を手に入れるためには絶対条件。

不倫をして、配偶者や周囲の目を忍んで関係を結んでも、その先に待っているのは、多くの場合が泥沼破局……。

もし、気になる異性が既婚者であることが判明したら、恋心が膨らんでしまう前に距離を置くことが大事です。

注意したい異性のタイプ2：優しすぎる異性

いつも食事に誘ってくれる、マメに連絡をくれる……そんな異性に心を惹かれることもありますね。

ですが、こういった異性と出逢ったときも、気持ちを引き締める必要があるでしょう。

その人の優しさは特別？

その人の優しさに、あなたは「もしかしたら両想いかもしれない」「好意を持ってもらえている？」と感じるかもしれません。

ですが、その人の行動やふるまいは、あなたにだけのものではない可能性も。

あなたへ向けた優しさは、ほかの人にも向けられているかもしれません。

また、単純に“異性が好き”というタイプの人かもしれないのです。

無意識な優しさは罪……

恋心を持っている相手でなくても、無意識のうちに距離を縮めてくる異性もいます。

その人は、多くの人に「もしかして好きなのかな？」という期待を持たせます。

無意識のうちに、異性を「その気」にさせるのですね。本当、厄介です……。

本当に、その人のあなたへの行動・ふるまいは、恋心によるものなのか。

30代になれば、人を見る目も養われ、冷静な分析ができるはずですから、「両想いかも」と浮かれる前に、しっかりとその人の本音・本質を見極める意識を持つべきでしょう。

思い込みや勘違いこそ恋の天敵

異性を見るとき、「この人は○○だろう」と想像することは大事。

ですが、あなたが感じたことが正しいかどうかを確かめる冷静さを持つことも忘れてはいけません。

「もう30代。早く恋人を作らなくちゃ」「今すぐにでも結婚したい！」という気持ちが強ければ強いほど、冷静になる過程を飛ばしてしまいがちです。

恋の相手として異性を見るときは、焦る気持ちを落ち着けることが何よりも大事だと、肝に銘じておいてください。